２．水晶六角柱

上記、水晶クラスター中の一本一本、六角柱状の結晶を意味し、磨いたものと自然のままのものがある。
お守りとして持ち歩いたり、又、大きなものは装飾品として、家屋・店舗の運気向上に利用される。

水晶には、心的エネルギーを増幅する力があり、[心をリラックスさせ、気持ちのイライラや不安感を和らげる]
[潜在能力を引き出し、人の持つ能力を向上させる]
[浄化や魔除けとして働く]
[組み合わせると、他のパワーストーンの良い部分を引き出す]
等のパワーがあるとされている。

水晶の種類としては、白水晶・紫水晶・黄水晶・茶水晶・黒水晶・ミルキークォーツ・アメトリン・チタン針水晶(金針・銀針・赤針)・トルマリン針水晶(黒針・緑針)・緑幽水晶・庭園水晶・ヒマラヤ水晶・ハーキマー、珍しい形態としては、山入水晶(ファントム)・水晶内水晶・水入水晶・カミナリ水晶・ダウ・タビー・レーザー・ダブルポイント・子持ち水晶・鰐水晶・骨幹水晶・カシードラル・セレスチャル等がある。

３．ラピスラズリ原石

中国では青金石、日本では、その昔、瑠璃と呼ばれる。
濃い群青色や明るい青の地に黄鉄鉱の金が美しく輝くこの石は、太古から現代に至るまで、多くの人々を魅了し続けている。
アフガニスタン産のものが最高で、メソポタミア、エジプトの昔から、霊的パワーがある天然石として、又、幸福の天然石として、珍重されており、瞑想や思索に用いることで、洞察力を深め、直観力や創造力を豊かにするといわれている。
書斎机に置いて、瞑想ルームに置いて、最高の原石である。

４．マラカイト(孔雀石)原石

緑の縞模様が美しい孔雀を思わせるこの石は、邪悪なものを跳ね除ける魔除けとして珍重されてきた長い歴史がある。
古代エジプトでは、緑色の顔料として使用され、かの絶世の美女クレオパトラのアイシャドーともなり、又、持ち主を災いから守る霊石といわれてきた。他人の妬み・悪意・中傷を弾き返す守護石でもある。

５．アズライト(藍銅鉱)原石

孔雀石とほぼ同じ成分を持ちながら、紺青の色を持つ石で、古代エジプト、ギリシャ、マヤ等、多くの古代文明で神聖視されてきた歴史がある。
祈祷や予言、又、健康維持の為に用いられた歴史がある。
持ち主の意識を高次元の波動に同調させ、洞察力・直観力を高め、霊的進化を促進するといわれている。
古今東西を問わず、瞑想に用いる人が多い。
又、アズライトは孔雀石化して安定する性質があるので、両者の混合物も見られ、これをアズロマラカイトと呼ぶ。
魔除けであると共に霊的進化も促進する天然石として珍重されている。

６．インカローズ(ロードクロサイト)原石

主産地がアンデス山脈であることから、通称インカローズで知られている。
美しいローズ色・紅赤色の地に白い縞模様が見えるこの石は、古くインカの時代から、知る人の憧れとなった。
持ち主に、夢・勇気・情熱を与え、富と名声、更に、愛までも獲得することを可能にするといわれる。
近年では、愛の天然石のナンバーワンとも称され、女性たちの人気は非常に高い。

７．ターコイズ(トルコ石)原石

ペルシャ(現在のイラン)産のターコイズが最高のものとされ、これがトルコ経由でヨーロッパに入った為、トルコ石の名前が付いた。
古代エジプトの墳墓や古代インカの財宝の中から、ターコイズのアクセサリーが度々発見される通り、人類が太古から愛した石のひとつである。
ターコイズは、世界各地で、男性に成功と繁栄をもたらす天然石、又、戦士や旅人の守護石として知られてきた。
持ち主の洞察力・判断力を高め、決断力・行動力を強化し、他者との競争・交渉などを有利に導くといわれている。

８．タイガーズアイ(虎目石)原石

黄金色の強い光が煌く虎目石。洞察力・決断力を養い、物事を成功へと導く天然石といわれ、近年、仕事運・金運の天然石としての評価も高まっている。
良く見掛ける黄虎目の他に、人間関係のトラブルを緩和するといわれる赤虎目、的確な判断をもたらすといわれる青虎目がある。

９．ブラックトルマリン原石

トルマリン、即ち、電気石は、接触、音、熱等の刺激により、静電気・マイナスイオンを発生し、人間にとって好ましい環境・状態を作り出すことが科学的にも証明されている。
この為、トルマリングループの中でも、比較的価格が安く、大きな原石が入手しやすいブラックトルマリンが、健康な生活を維持する為、多様な方法で利用されている。

10．スギライト原石

瀬戸内の岩城島で発見され、１９７７年に発表された半・不透明の紫色の新鉱物。発見者の師、杉健一教授に因んで杉石（スギライト）と命名された。現在では、南アフリカ産のものが市場に出回っているが、希少価値が極めて高い。内在する知恵や洞察力を顕在化させる２１世紀の癒しの天然石として、欧米人の間で特に人気が高い。霊的閃きや宇宙からのメッセージに敏感になるともいわれている。